もらったAppleギフトカード、「どう使えばいいの?」と迷っていませんか。
昔は「iTunesカード」「Apple Storeカード」と分かれていましたが、今は一枚で“なんでも買える”万能カードに生まれ変わりました。
iPhone・Macなどの製品購入はもちろん、アプリ課金やサブスクの支払い、音楽や映画の購入、さらにはプレゼントとしても活用できます。
この記事では、最新の使い道から注意点までをわかりやすく解説します。
せっかくもらったカードを眠らせず、あなたの生活にぴったりな使い方を見つけましょう。
Appleギフトカードの使い道9選|あなたに合った活用法を見つけよう
Appleギフトカードは、Appleの製品購入からサブスクの支払いまで、幅広く使える便利なカードです。
この章では、使い方を9つに分けて紹介します。
日常でのちょっとした買い物から、プレゼントや応援まで。あなたに合った活用方法を見つけてみましょう。
①Apple製品の購入に使う(iPhone・Mac・AppleWatchなど)
Appleギフトカードは、AppleStoreやApple公式オンラインストアで使えます。
iPhone・Mac・iPad・AppleWatchなどの購入はもちろん、アクセサリやケースの支払いにも利用できます。
たとえば、下記のような利用方法があります。
- iPhoneの買い替え時の一部支払いに利用
- MacBookやAirPods購入時に値引きとして使用
オンラインでも利用できるため、家にいながら簡単に残高を使えます。
②修理費の支払いに使う
Appleギフトカードは、修理費用の支払いにも使えます。画面割れ、バッテリー交換、部品の交換などに対応しています。
利用できる主なケースは以下の通りです。
| 修理内容 | 利用可否 | 
| 画面割れ修理 | ○ | 
| バッテリー交換 | ○ | 
| 外部委託修理(非公式) | × | 
ただし、すべての店舗で対応しているわけではありません。
事前に、AppleStoreや正規サービスプロバイダに確認しておきましょう。
③サブスク料金の支払いに使う
AppleギフトカードをAppleIDにチャージすると、毎月のサブスク支払いに使えます。
AppleMusic、iCloud+、AppleTV+などの定番サービスはもちろん、Apple経由で契約している他社サービスにも対応します。
利用できる主なサービスは下記です。
ただし、NetflixやDisney+などは対象外のことがあります。チャージしておくと、自動更新もスムーズでクレジットカード不要です。
④音楽・映画・電子書籍などデジタルコンテンツを購入
Appleギフトカードは、iTunesStoreやAppleBooksでのコンテンツ購入に使えます。
音楽・映画・ドラマ・電子書籍などを、自分のAppleID残高からすぐに購入できます。
たとえば、下記のようなコンテンツを購入できます。
- iTunesでお気に入りの曲を購入
- AppleBooksで電子書籍をまとめ買い
月額制のストリーミングと違い、「買って手元に残す」満足感があるのが魅力です。
⑤AppStoreでのアプリ購入・課金
AppStoreでは、有料アプリの購入やゲーム内課金にAppleギフトカードを利用できます。
ビジネス系アプリの有料プラン解放、ゲーム内アイテムの購入などにも対応しています。
主なメリットは下記です。
- クレジットカードを使わずに決済できる
- 使いすぎ防止になる(残高が上限)
- 子どもの課金管理にも便利
設定から「ファミリー共有」を使えば、家族の利用制限も簡単に行えます。
⑥LINEスタンプや着せかえの購入に使う
AppleID残高を利用すれば、LINEアプリ内での課金も簡単です。
LINEコインを購入して、スタンプや着せかえ、絵文字を買うことができます。
下記の方法で購入可能です。
- LINEアプリを開く
- スタンプショップでアイテムを選ぶ
- 支払い方法で「AppleID」を選択
- ギフトカード残高で支払い完了
クレジットカードなしでも使えるため、中高生にも人気の方法です。
⑦YouTubeやTikTokの投げ銭に使う
Appleギフトカードの残高は、YouTubeやTikTokなどのライブ配信での「投げ銭」に使えます。
スーパーチャットやギフト購入などの支払いに対応しています。
たとえば、下記のような方法で使えます。
- YouTubeLiveでスパチャを送る
- TikTokLIVEで推し配信者にギフトを贈る
iPhoneからの支払いなら、自動的にApple残高から引き落とされます。応援したいクリエイターを手軽にサポートできます。
⑧プレゼントとして譲渡する
まだチャージしていないAppleギフトカードは、プレゼントにも使えます。
物理カードは手渡し、Eメールタイプならメールをそのまま転送するだけです。
贈り方の例は下記です。
- 誕生日やお祝いにEメールタイプを送る
- 感謝の気持ちとしてカードを手渡す
相手が好きなApple製品やアプリに使えるため、自由度の高いギフトとして人気です。
⑨最終手段として「現金化」する
どうしても使い道がないときは、Appleギフトカード買取サイトを利用して現金化することもできます。
ただし、Appleが公式に認めている方法ではないため、注意が必要です。
| 注意点 | 内容 | 
| 公式非対応 | Appleの保証対象外 | 
| 買取率 | 額面の約80〜90%が相場 | 
| リスク | 詐欺サイトや偽装買取に注意 | 
利用する際は、口コミ評価の高い業者を選びましょう。あくまで「最終手段」として考えるのが安心です。
このように、Appleギフトカードはさまざまな形で活用できます。「使わないままにしておく」よりも、自分に合った方法で上手に使い切るのがおすすめです。
使う前に知っておきたい3つの注意点
Appleギフトカードはとても便利ですが、使い方を間違えると損をしてしまうことがあります。
この章では、使う前に知っておきたい大切な3つのルールを紹介します。
どれも一度覚えておけば安心して使える内容ですので、チャージの前にしっかり確認して、後悔しないようにしましょう。
①チャージしたら戻せない(プレゼント不可)
Appleギフトカードを一度自分のアカウントにチャージすると、その残高を他の人に渡したり、現金に戻したりすることはできません。
チャージは「取り消しできない操作」です。
つまり、次のことができなくなります。
- 他人へのプレゼント
- 買取サイトでの現金化
- 他アカウントへの移行
もしプレゼントとして使う可能性がある場合は、チャージせずにそのまま渡すようにしましょう。
Eメールタイプなら、相手に転送するだけで簡単に贈れます。
「自分用かプレゼント用か」を決めてから登録するのがポイントです。
②お釣りは出ず、残高が繰り越される
Appleギフトカードで支払いをした場合、購入金額がカード残高より少なくても、お釣りは出ません。
その代わり、残った金額は自動的に残高として保存され、次の支払いに使えます。
| 購入金額 | 残高 | 支払い後の残高 | 
| 1,000円のアプリ | 3,000円 | 2,000円が残る | 
このように、使い切れなくても安心です。
ただし、他人に残りの金額を渡すことはできません。「使い切るつもりで少しずつ利用する」くらいの気持ちで計画的に使うのがおすすめです。
③Apple残高が他の支払い方法より優先される
AppleIDにギフトカードの残高がある場合は、他の支払い方法(クレジットカードやキャリア決済)よりも優先して使われます。
たとえば、クレジットカードを登録していても、まず残高から引き落とされます。
- AppleID残高
- クレジットカード・キャリア決済
- 代替支払い(ギフト・プロモコードなど)
「カード払いにしたいのに残高が使われてしまった」というケースもあるため、支払い前に残高を確認しておくことが大切です。
計画的にチャージすれば、無駄なく使うことができます。
使えない・チャージできないときの原因と対処法
Appleギフトカードを使おうとしても、「コードが無効」「チャージできない」と表示されることがあります。
このような場合でも、ほとんどはよくある原因によって起こっています。焦らず一つずつ確認すれば、ほとんどのケースは自分で解決できます。
ここでは、代表的な4つの原因と、その対処方法を紹介します。
①コード入力ミス
もっとも多い原因は、入力ミスです。
特に「O(オー)」と「0(ゼロ)」、「S(エス)」と「5(ゴ)」など、似た文字を間違えやすいです。
対処法として、下記を確認しましょう。
- 手入力ではなく、カメラ読み取り機能を使う
- 16桁のコードを一文字ずつ丁寧に確認
- すでに登録済みのカードではないか確認
「カメラで読み取る」を使えば、入力ミスを防げて確実です。
②使用済み・未有効化
ギフトカードは、一度使うと再利用できません。
また、購入時にレジで「有効化」されていないと、システムがコードを認識できません。
| 状況 | 対処法 | 
| 「使用済み」と表示される | 自分のAppleID残高を確認する | 
| 「コードが無効」と表示される | 購入店で有効化されているか問い合わせる | 
購入した店舗での有効化が完了していないケースもあります。レシートを必ず保管しておきましょう。
③海外カードの利用制限
Appleギフトカードは、購入した国でしか使えません。
たとえば、アメリカで購入したカードは日本のAppStoreでは利用できません。
対処法は下記です。
- 購入国を確認(パッケージ裏面に記載)
- 日本国内で利用する場合は、日本で発行されたカードを使用
「別のストアでしか使えません」と表示されたら、海外版カードの可能性が高いです。
海外旅行中に購入したカードや、輸入販売のカードには特に注意しましょう。
④レシート保管の重要性
カードが使えない場合、購入時のレシートが最も重要な証拠になります。
有効化ミスやエラーが起きたとき、レシートがあれば販売店で確認や再発行の対応をしてもらえることがあります。
レシートを保管すべき理由は、主に下記です。
- 有効化確認のための取引番号が記載されている
- 不具合時の問い合わせで必要になる
- 証拠としてサポート窓口で提示できる
チャージが完了するまでは、必ずレシートを捨てずに保管しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
ここでは、Appleギフトカードについて特に多い質問をまとめました。
使い方や制限を理解しておくことで、失敗を防ぎ、より安心して使えるようになります。
「これってできるの?」という疑問を、Q&A形式で簡潔に解説します。
①有効期限はある?
Appleギフトカードには、有効期限がありません。もらってから時間がたっていても、いつでも使うことができます。
また、旧タイプの「AppStore&iTunesカード」や「AppleStoreギフトカード」にも、有効期限は設定されていません。
- 使用期限なしで、安心して保管可能
- 長期間使わなくても残高は失効しない
- ただし、破損や紛失には注意
カード番号が消えたり、メールを削除してしまうと再発行はできません。コードは安全な場所に保管しておきましょう。
②コンビニやAmazonで使える?
Appleギフトカードは、Appleの製品・サービスにのみ使えます。
そのため、コンビニの買い物やAmazon.co.jpでの支払いには利用できません。
| 利用場所 | 利用可否 | 
| AppleStore(店舗・オンライン) | ○ | 
| AppStore/iTunesStore | ○ | 
| コンビニでの買い物 | × | 
| Amazon・楽天市場での支払い | × | 
ただし、コンビニでは「Appleギフトカードの購入」は可能です。コンビニで買って、自分や友人へのプレゼントにするのはおすすめの使い方です。
③チャージ済み残高を他人にあげられる?
一度チャージした残高は、他の人に直接あげることはできません。残高の譲渡や現金化はできない仕組みになっています。
しかし、間接的な方法でプレゼントすることは可能です。
- AppleID残高を使って、新しいギフトカードを購入
- そのデジタルコードを相手に送る
この方法なら、チャージ済みの残高を使って「ギフトカードを贈る」ことができます。ただし、一度チャージした残高自体を移すことはできないので注意しましょう。
④プレゼントし直す方法(ギフトカード再購入)
すでに自分で使うつもりでチャージしてしまった場合でも、再びギフトとして贈る方法があります。
それが「ギフトカードの再購入」です。
- Apple公式サイトまたはAppStoreを開く
- 「Appleギフトカードを購入」を選択
- Eメールタイプを選び、相手のメールアドレスを入力
- 支払い方法としてAppleID残高を選択
こうすることで、自分の残高を使って相手にギフトカードを贈れます。有効期限もなく、デジタルコードで簡単に届くため、プレゼントに最適です。
まとめ|自分に合った使い方でAppleギフトカードを最大活用しよう
Appleギフトカードは、Appleのあらゆるサービスで使える万能カードです。
iPhoneやMacの購入だけでなく、音楽を聴く、映画を観る、アプリで遊ぶ、友人に贈るなど、使い方はとても多彩です。
主な使い道のカテゴリは下記です。
- 買う(製品・アクセサリ購入)
- 観る(映画・ドラマ・動画配信)
- 聴く(音楽・オーディオブック)
- 贈る(プレゼント・お祝い)
- 応援する(配信者へのギフト)
使い道に迷ったときは、自分が一番楽しめる方法を選ぶのがポイントです。
チャージ前の注意点を守りながら、あなたのライフスタイルに合った形で活用すれば、Appleギフトカードの価値を最大限に引き出せます。
もらった一枚を、日常を少し豊かにするきっかけにしてみましょう。